エコフィード 100%肥育牛の出荷について酪農学園主催による記者発表会が開催されました

お知らせ

2023.05.17
サスティナビリティ

エコフィード 100%肥育牛の出荷について酪農学園主催による記者発表会が開催されました

当社と学校法人酪農学園(所在地:江別市文京台 常務理事:西田丈夫)と共同研究を進めている『エコフィード※1給与対象肉牛』が順調に肥育しこの度出荷を迎え、酪農学園主催による記者発表会が5月15日(月)に開催されました。

この取り組みは、2021 年 7 月締結の酪農学園大学との SDGs に係る包括連携協定の細目協定の一つである「教育・研究に関する取り組み」のうち、酪農学園大学は企業が食品製造の際に排出される加工副産物、製造残渣を利用した家畜用飼料の開発に取り組み、循環型社会の形成に寄与するエコフィードの研究を推進。 当社はお茶製品製造時に発生する茶粕を酪農学園大学へ提供し、茶粕発酵サイレージ化※2への共同研究を行っています。

記者発表会の後半には、試食会も行われ、出席者からは「脂身がさっぱりしていてとても美味しい」などと評判も上々でした。

なお、この牛肉はイオン北海道の下記店舗にて5月19日(金)~5月21日(日)の「イオン道産デー」期間中に販売予定ですので、是非ご賞味ください。

【販売店舗】

イオン江別店、イオン札幌桑園店、イオン新さっぽろ店、イオン元町店、イオン新発寒店

 

エコフィードの利用を推進することで、廃棄物量の削減、国内飼料率の向上、飼料価格の安定、畜産農家の経営安定につながるほか、地産地消や製造過程の公表、安心安全な食肉生産という観点からも持続可能な社会の構築に寄与します。

 

※1 エコフィードとは
環境にやさしい(エコロジカル)や節約する(エコノミカル)等を意味する「エコ」と飼料を意味する「フィード」を併せた造語。1.食品製造副産物 2.余剰食品 3.調理残渣 等を利用し製造された家畜用飼料。

※2 茶粕発酵サイレージとは
当社札幌工場で製造の「お茶製品製造残渣」を小麦粉、ふすまなどと混合、約1ヵ月の発酵期間を経て完成。これを肉牛用の餌として給与。