サスティナビリティへの取り組み
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PETボトルは正しく分別・リサイクルをすることで、新たな資源へと生まれ変わります。
北海道コカ・コーラでは、「ボトルtoボトル」や、自治体とのPETボトルリサイクルについての協働の取り組みを進めています。
日本のコカ・コーラシステムでは、2020年3月にい・ろ・は・す 天然水、2021年3月にコカ・コーラ で100%リサイクルPETボトルを導入しています。
これは、回収したPETボトルをまたPETボトルに生まれ変わらせたもので、100%リサイクルPETボトルを導入したことにより、CO₂排出量60%削減(PETボトル1本あたり)と石油由来原料のプラスチック量を30,000トン削減することができました。これは、コカ・コーラ500PETボトル 10億本相当の削減に換算されます。
2023年9月より北海道内の市町と連携をし、地域とともにPETボトルリサイクルに取り組んでいます。
自治体が回収する使用済みPETボトルを、粉砕・洗浄などの各工程を経て再原料化して、それらを当社が製造・販売するコカ・コーラ社製品の新たなPETボトルに再生する「『ボトルtoボトル』水平リサイクル※」と呼ばれる事業で、PETボトルは資源として何度も循環可能であるため、石油由来の原料から製造されるPETボトルに比べてCO₂排出量を約60%削減することができます。
今後も、生活者・事業者・自治体の三者が一体となって、道内におけるPETボトルの循環利用への貢献を深めます。
※ 使用済みPETボトルを回収・リサイクル処理したうえでPETボトルとして再生し、飲料容器として用いること。
〈ペットボトル資源循環型リサイクルに関する事業連携協定〉
・上士幌町(2023年9月締結)
・岩見沢市(2024年3月締結)
・江別市(2024年11月締結)
〈ボトルtoボトル試行事業〉
・札幌市(2024年10月1日~2025年9月30日までの契約)
プラスチック循環型社会の実現に向けた啓発活動の一環として、北海道独自で「はずす はがす かえす」のキャッチフレーズを導入しています。
これは、生活者のリサイクルに対する「認知」から「行動」へのステップアップを意識してデザインされており、広告物やPOP、リサイクルボックス等に使用し、生活者の皆さまへのコミュニケーションを強化していきます。
自動販売機設置先のご協力を得ながら、空容器の自主回収専用ルートを作り、テスト運用しています。回収したものは専門の業者により材質別に分別され、再度PETボトル資源として活かされています。