サスティナビリティへの取り組み
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今日の自動販売機は、単なるベンダーマシンではありません。社会インフラとしての役割を担うという、新しい活躍の場を広げています。
自動販売機の設置契約者さまや購入者の皆さまが、飲料の購入を通じて社会との関わりを深め、社会貢献活動を支援できる仕組みをもつのが寄付型自動販売機です。医療福祉や教育、環境、スポーツなど、地域に根ざした幅広い対象団体に売上金の一部を寄付することができます。
当社は2012年に道内全179市町村と防災協定を結びました。また北海道との「災害時における飲料の供給等防災に関する協力協定」から、「電光掲示板付き災害対応型自動販売機」を活用した市町村との取り組みを展開しています(現在全道約1,300台)。
災害時には遠隔操作によって機内の飲料を無償で提供できる「フリーベンド」の機能を備え、電光掲示板からは災害情報が発信されます。また、道内各地の防災訓練に参加して、緊急物資の輸送訓練やフリーベンドの実演などを行うことで、災害への備えを啓蒙しています。
北海道を移動する子育て世代に支持をいただいているのが、「子育て応援自動販売機」です。これは北海道開発局が「道の駅」で推進している子育て世代を応援する施策に位置づけられるもので、紙おむつ、液体ミルク、おしり拭きなどのベビー用品を24時間いつでも購入することができます。2019年、道の駅「北オホーツクはまとんべつ」での設置が第一号となりました。その後も設置は増え、2023年には、道内19カ所目として「風Wとままえ」(苫前町)での運用が始まりました。