サスティナビリティへの取り組み
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全道の各自治体との協働によって、まちづくりや暮らしの安心・安全のために、きめ細かな貢献を目指しています。
北海道の未来こそが、当社の未来です。当社と北海道は、2009年に「環境保全に関するパートナーシップ協定」を締結して「北海道e-水プロジェクト」を行ってきましたが、2014年には取り組みをさらに深く広げていくために、北海道との包括連携協定を新たに結び、地域との絆を深める活動を展開しています。社会の営みの基盤に深く関わりながら、地域のために何ができるかを考え、私たちは生活の現場から北海道の豊かな未来を見据えています。
市民、企業、行政が手を携え、幅広い分野におけるまちづくりに取り組んでいくことを柱として、2009年1月に札幌市と「さっぽろまちづくりパートナー協定」を締結しました。また、市内10区ともそれぞれ協定を結び、まちづくりへの協力を行っています。
旭川市、函館市、釧路市、帯広市、北広島市ともそれぞれまちづくりへの協力協定が結ばれ、2014年には広尾町と「サンタクロースの夢を育むまちづくりパートナー協定」を結びました。2019年には札幌市と周辺11市町村で発足した「さっぽろ連携中枢都市圏」と協定を結び、圏域の魅力と活力のより一層の向上を目指しています。
本協定は、札幌市が目指す『ウェルネス』の実現に向け、さまざまな企業・団体が連携を強化し、相互に有する資源・リソースを共有しながら取り組みを展開していくもので、当社ではさまざまなパートナー企業・団体・組織と協力し、当社と札幌市が保有するプラットフォームを活用した活動を展開しています。
子どもたちを守ろうと当社が北海道へ政策提案することで始まり、道が2006年度赤レンガチャレンジ事業として推進した「民間企業等とのタイアップ事業」第1号となり、運動はその後、「安全・安心どさんこ運動」へ発展しました。当社は各事業所と車両(約900台)にポスターやステッカーを掲示しながら、社員一人ひとりが業務を通して、子どもたちの日々の安全を見守っています。
全道すべての警察署と協定を結び、各地の電光掲示板付き自動販売機で、防犯や事件情報を配信する「防犯ほっとインフォメーション」を運用しています。また、地域の子どもたちが描いた飲酒運転根絶、オレオレ詐欺や児童虐待防止などのポスターを自動販売機のポスター掲示部分を活用して掲出しています。自動販売機は、防犯の分野の社会インフラとしても機能しています。
北海道開発局との包括協定に基づき、各自治体とも連携して、道の駅に「おしらせ道ねっと」という電光掲示板付き災害対応型自動販売機を設置し、道路情報などを発信するほか、災害時には「フリーベンド」機能が活用できます。また同局との情報共有と「道路緊急ダイヤル(#9910)」の啓発協定によって、トラックや営業車両に啓発ステッカーを貼り、道路の異常などを発見した際は迅速に通報を行っています。