サスティナビリティへの取り組み
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営業の最前線にDX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に取り入れることで、カスタマーの皆さまへより正確にアプローチできる営業の実現を目指しています。
2010年から使用していた自動販売機の精算用端末は、機器が老朽化して処理速度や機能の面で不足を感じていました。これを解決するためにスマートフォンアプリに作り変えて、端末の全面的な更新を行いました。
主な変更点としては、処理速度の向上とデータ容量のアップを図りながら、操作性の改善を実現させると同時に、ペーパーレス化を進めました。これによって充電器など付属品の汎用化が進み、ネットワーク通信カードが不要となったこともポイントです。現場からは「処理が速くペーパーレスなのでオペレーションがスムーズになった」、「帰所後の帳票整理がなくなって楽になった」といった声をもらっています。
ペーパーレス化に関しては、一部の管理帳票にはまだ紙での運用が残っています。デジタル化を引き続き進めていくとともに、スマートフォンを活用したさらなるオペレーションの改善で、営業支援を目指していきます。
中央)旧端末 右)新端末
人流データとは、人がいつどこに何人いるのかを、属性別や年代別に可視化できるデータです。
これがあれば商圏や来訪者、時間帯別傾向など鮮度と精度の高いエリアマーケティングが可能となり、属性や年代に合わせた販促の提案やポテンシャル分析ができます。コロナ禍を通じて、社会全体の人流データがより重要視されるようになりました。当社としても人の流れを勘や経験だけでの分析に頼らず、データを見ることで意思決定していくために、人流データの分析と活用の取り組みが始まりました。データに基づいた戦略的な分析はもちろんですが、現場の人間やスタッフ一人ひとりが自ら分析を行えるという点にも期待が集まりました。
現場からは、今までの経験にデータをミックスさせた提案をすることができるようになり、「数値化をすることでより説得力のある資料ができた」という声や、「視覚的な操作で使いやすい」という評価をいただいています。
データ操作画面の一例