サスティナビリティへの取り組み
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北海道コカ・コーラグループは、さまざまな知見や経験、設備機材などを持った集合体です。
私たちは、それらの機能やスキルを地域社会全体のために活用していくことを目指しています。
輸送事業における時間外上限規制の変更、いわゆる「2024年問題」が注目されていますが、当社では早くからこの問題の解決のみならず、効率的な輸送という観点からも、「リレー輸送」を採用しています。
リレー輸送にはいくつかの手法がありますが、当社では所有している多くの車両がセミトレーラーなので、その特性を活かしトレーラー部分をつなぎ替える手法を取っています。貨物部分のつなぎ替えのみでリレーが可能となるこの方式では、これまでは一泊しなければ実現できなかった長距離輸送を日帰りで行えることや、ドライバーの一日の規定乗車時間を遵守することが困難だった輸送への対応が可能になります。
例えば、出発時はコカ・コーラ製品、帰りには生乳タンクといった、往復で異なる貨物を牽引することで輸送の効率化へ対応することも可能です。
現在は当社が拠点を持つ旭川・十勝でのリレーを行っていますが、北海道コカ・コーラグループアセットの活用をご提案することで、さらなる輸送ニーズへの対応を図り、その取り組みを売上と利益の拡大へ繋げることを目指していきます。
原材料の高騰や人手不足の影響もあり、これまでにないさまざまな業種から自動販売機ビジネスへの相談が増えています。
当社はそうした変化するニーズに対応するために、提案から設置、メンテナンス、そしてアフターフォローまでを一括して行い、かつ北海道全域をカバーすることを「一気通貫サービス」としてご提供しています。
自動販売機ビジネスのプロとして、当社にはこれまで培った社員の技術力をはじめ、広域にまたがる機動力、多くのパートナーさまとの連携による調達力があります。このサービスでは、それらの要素をさらに一層高めて融合させることを目指しています。
現在は自動販売機以外にも、証明写真機や宅配ロッカー、喫煙ブースなどの重量機器類も扱い、さらに機器類以外では、空調設備、LED照明、防犯カメラなどの工事関連にも応用した一気通貫のサービスを提供しています。
例えば、洗車機修理受託先のパートナーさまより、洗車機を格納する物置を探しているという相談を受け、物置や給湯器の提案から設置、アフターフォローまでを当社が請け負った事例もありました。
今後もあらゆる場面でサービスの領域を広めて、お客さまの満足度向上に努めていきたいです。
「バックオフィスBPO事業」は、当社グループ内のバックオフィス業務のスキルを自社以外でも活用する取り組みです。
これは、グループ共通の思いでもある、「地域に支えられていることに感謝し、地域にお役立ちできる企業でありたい」という考えのもとで、我々が保有している資産を活かした活動を模索する中で立ち上がりました。
給与計算や勤怠管理、会計業務サポートやコールセンター業務など、従来の業務を社外で活かすことで、委託していただいているお取引先からは感謝されるとともに、そうした評価をいただけることが、従事しているメンバーのモチベーション向上にもつながっています。
また、給与計算で受託したお客さまからいただいた人員不足のお悩みに応えて人材派遣を行うなど、我々が持っているほかの業務領域でのお手伝いの機会も、少しずつですが増えています。
この事業は、お困りごとのある企業のサポートができる可能性を秘めています。お客さまとの関わりで得た知見を活かし、お役立ちできることをさらに増やしていきたいと考えています。